2009年11月28日土曜日

ベストウエスタンホテルの常連客

マーケティング本部の谷口です。
和歌山市が文化庁の支援を受けて実施してきた「演劇大学」は、事業終了後の今年度もほぼ同じメンバーで活動を続けていて、「文学座」や「青年劇場」の俳優さんが東京から駆けつけて指導に当たってくださっています。ただ練習場は、市民会館から「和歌の浦アートキューブ」に移りました。中心市街地から直線距離で6kmほど離れています。

今週末も「青年劇場」の佐藤尚子さんが来てくださっていますが、佐藤さんは中心市街地の本町通りにあるビジネスホテル「ベストウエスタンホテル」に宿泊されています。
和歌の浦にも旅館はたくさんあり、翌日も朝からまた和歌の浦アートキューブで稽古があるのに、なぜ中心市街地に宿をとるのかというと、それはどうも和歌の浦では夜の活動に不便だから、というのがひとつの理由のようです。

昨夜も9時ごろまで練習した後、10時ごろから地元の演劇愛好者や青年劇場のサポーターの皆さんとの交流会があり、それは当然ちょっと気の利いた飲食店で、ということになるので、やっぱり和歌の浦よりまちなかの方がいいのでしょうね。

集中して稽古するときは2週間ほど滞在され、その間の宿はベストウエスタンホテルです。公演(発表会)のときには、音響や照明のスタッフも一緒です。ホテルにとっては大切な常連客といえますね。

まちなかのビジネスホテルには、このようにまちなかならではの強みがあり、一般的なビジネス客以外の様々な需要も取り込んでなりたっているのでしょう。
 

2009年11月25日水曜日

愛と仁、そして坂の上の雲

マーケティング本部の谷口です。
ぼくの日曜の夜はなかなか忙しい。8時から「天地人」を見、9時から「仁」を見るので、その間は風呂にも入れないのです。
ただし、どちらが面白いかと言うと、ぼくには「仁」の方が圧倒的に面白い。
第7話ではペニシリンの製造をサポートする人物として浜口儀兵衛が登場しました。もちろん史実ではないものの、いかにもありそうな設定が泣かせます。
そのうちに、南方熊楠も赤ん坊として登場するらしいので楽しみです。 熊楠は慶応3年、何と江戸時代生まれなんですね。

「仁」は来年映画化されるそうですが、脚本もキャストも音楽も、当然TVドラマから映画化への流れを織り込んで設計されているわけで、そのあたりの多彩な才能の投入量が「天地人」との差になっているような気がします。

「天地人」は終わりましたが、11月29日から「坂の上の雲」がはじまるので、日曜の夜はやっぱり忙しいままになりそうです。
  
  

2009年11月20日金曜日

商店街と郵便局の数はどちらが多い?

マーケティング本部の谷口です。
全国の商店街数はだいたい1万8千。それに対し郵便局は2万4千局あまりなので、郵便局の方が少し多いようです。
小学校は2万2千校で、郵便局数に近いですね。
コンビニは4万、仏教寺院は8万です。
商店街、郵便局、小学校、というのはそれぞれコミュニティに必要な施設という共通点があります。日本のコミュニティ数は2万前後と見ればいいということなんでしょう。
ただし小学校は、どんな過疎地域でも子どもがいれば維持されるんでしょうから、その点は商店街とは異なりますが。

  

2009年11月18日水曜日

月間売り上げ10万円の若きベンチャー

世界のユーザー同士で母語を教え合うSNS「Lang-8」は、月間売り上げ10万円で経費の9%しかまかなえないという大赤字だそうです。しかし、世界190カ国以上の会員に利用され、会員数は9万人もいるという。人気があるけど今はまだビジネスになってないってことになります。サイバーエージェントのAmebaブログも多くの会員を擁しつつ5年の赤字期間を経て先頃ようやく黒字になったようで、事業者の信念というか揺るぎない一途な気持ちがなければ実を結ぶことはないのでしょうね。

2009年11月14日土曜日

「中心商店街区域再生事業」第1回、お疲れ様でした

マーケティング本部の谷口です。
昨日は、経済産業省「中心商店街区域再生事業」の第1回ミーティングがあり、現場視察の後、13:30から17:00近くまで、びっしりディスカッションをしました。 ご出席くださった地元関係者の皆様と、東京からお越しくださった筒井先生、鈴木先生、事務局の三菱総研酒井さん、全員が最後まで真剣に取り組んでくださったので、実りのある会合になりました。
マーケティング本部の現在のメンバーも全員参加したので、その勉強会も兼ねることができ、好都合でした。
出席者は11人。これくらいが全員が発言できる限界でしょうね。

夜は平松さんと2人で反省会をし、中心商業地の役割やターゲットについて議論を深めました。できるだけ徹底的に分析し、論理的に考えること(ロジカルシンキング)はとても重要。ただし、論理だけでは出口が見つからない。創造の段階では20%ほどは非論理というか、ロマンとか物語の力も必要だろう、というのが一応の結論でした。

戦略の方向性は、最近かなりはっきりしてきたような気がします。

またあらためてディスカッションしましょう。

        

2009年11月10日火曜日

健康おもてなしバイキング

マーケティング本部の谷口です。
「青洲の里」にあるフラワーヒルミュージアム内の「レストラン華」でバイキングを食べてきました。「健康おもてなしバイキング」とうたっています。
野菜料理主体なので見た目はかなり地味目です。

皿に盛るとこんな感じ。とりあえずごぼうの煮物、ほうれん草のおひたし、豆腐の揚げ物、和風サラダそれにスクランブルエッグを盛り付けて写真を撮りました。なかなかきれいでしょう。

ご飯類はきのこの炊き込みご飯、ちらし寿司、小さなおいなりさん、おむすび、茶粥、それにパスタやカレーもありました。カレーは子どもたちのために用意しているのでしょう。
土曜だったので制限時間は60分(平日は90分)、税込み1380円です。60分間、ゆっくり楽しみながら、野菜類をたっぷりいただいて満腹になりました。価格はリーズナブルだと思います。

建築は黒川紀章建築都市設計事務所の設計です。 まあよくあるコンクリート打ち放し。政策投資銀行の藻谷さんに言わせると「典型的な失敗例」となるのかもしれません。

現代建築としてレベルはそれなりだと思いますが、近づいていくときのワクワク感に乏しいのです。
バイキングを見ればわかるように、運営側のセンスや意欲は評価できるのですが、建築デザインの方向性がずれているように感じました。


                                                                                

2009年11月8日日曜日

(業務連絡)

鉛筆マークはクイック編集がONになっているためで、いったんOFFにしましたからこれで消えました。 記事と記事の間隔の設定はCSS触るみたいなのでちょっとやめときます。記事を書いた時に最後に改行を5回ほど入れるということでどうでしょうか。試しにやってみます。





(業務連絡の続きです)

記事と記事の間に鉛筆のアイコンが入っているときもありますね。

(業務連絡です)

hiramattiさん、盛り上がってきましたね。

記事と記事の間隔が接近していますが、設定を変えられますか。

やさい直売所 マッちゃん

めっけもん広場に似た形態ですが、今朝のテレビで佐賀県の「マッちゃん」という野菜直売所の様子を見ました。農家の嫁が手探りで始めた商売が今や年商7億円。野菜だけじゃなくて、総菜や食事も大人気で、賑わっているようです。周辺の農家からドンドン運び込まれてくるそばから売れて行く。マッちゃんはとにかく「山盛り」が大好き。商品が少ないと売れないそうです。
ホームページは地味ですが、商売は大盛況。

2009年11月7日土曜日

プレスリリース

ウエッブサーバーを追っかけていたら下記のニュースにたどり着き、読んで行くと最後に「データ提供 PR TIMES」とあるのを見つけてクリック。
http://www.yomiuri.co.jp/adv/enterprises/release/detail/00005929.htm


ここがプレスリリースを代行している会社でした。

情報発信したい会社から情報を集めて、それをさらにまとめて情報発信する会社(マスコミ)につなぐ仕組みは、これからどうなっていくのでしょうか。流通業では廃れつつある「卸問屋」みたいな存在にも見えますが、そんな単純な話でもなさそうです。クライアントからすると、時間を金で買う行為とも言える訳で、SEOまでプラスに働くなら安い買い物かもしれません。
地域の埋もれた情報の中にはおもしろいものも沢山あるので、今あるものを拾い集めて発信することは案外効果があるに違いない、などと感じた今日でした。Hiramatti


「めっけもん広場」は2000年代最強のヒット商品

マーケティング本部の谷口です。
「めっけもん広場」については語りつくされている感もありますが、つい先日初めて訪ねた谷口としてはどうしても1回は書いておきたいと思います。

「めっけもん広場」はJA紀の里が運営する農産物直売所。
和歌山県紀の川市豊田にあって、和歌山市内から車で40分ほど、大阪市内からだと1時間半くらいでしょうか。

公式ホームページ
http://www.ja-kinosato.or.jp/01_mekkemon/index.html

2000年11月に開業、2003年から6年連続して農産物直売所として日本一の売り上げを記録しています。2008年度の売り上げは26億4千万円、来店者は80万人。

ここ10年間に和歌山県で生まれた商品としては、「たま駅長」と並んで最強のヒット商品と言えるでしょう。

店舗面積1350㎡という発表なので、坪に換算すると408坪。これはバックヤードも含んだ面積だと思われますが、まあそのまま売り場面積と考えても、なんと月坪54万円。

繁盛の理由を思いつくまま挙げると、
・採れたての商品が山積みで、価格も安い
・生産者が明らか、栽培方法も組合指定に沿っており安心
・登録生産者が1600戸、価格や品質の競争がある
・スタッフが明るくきびきびしている

そのほか、POSレジと携帯電話がネットワークしており、生産者は自商品の販売状況をいつでもチェックできるので、機動的な商品補充が可能。つまりIT技術も十分活用しているわけです。
また生産者の多くがブログで情報発信しており、マーケティングセンスもあなどれません。

まとめると、①生産から販売までの統合②圧倒的な品ぞろえ(専門店化)が成功の2大要因だと考えられますが、とにかく見事な成功事例なので、中心市街地を考えるうえでも、モデルとして繰り返し参照する必要があるでしょう。

2009年11月3日火曜日

雑貨のビッグイベント



マーケティング本部の谷口です。今日はビッグホエールで第8回シュシュマーケット。和歌山最大の雑貨イベントです。

雑貨ブースが88、飲食が11店、そのほか企業ブースが4つあり、広いアリーナを埋めきっていました。

回を追って少しずつ大きくなっています。主催者は若い女性です。

写真は10時半の開場がせまり、商品陳列がほぼ出来上がったJAM PICNIC。