2010年8月3日火曜日

撤退する理由(2)の続き

マーケティング本部の谷口です。
7月3日に書いた閉店予定の衣料品店の前を通りかかったら、店主のTさんが店の片づけをしていました。もうほとんど商品は引き上げていて、Tさんはさばさばした表情です。こういう見切りのよさはぼくも見習いたいところです。
詳しく聞いてみると、扱い商品は10代の女の子向けではなく、30代、40代の大人の女性向けだということなので、3日の記事は訂正しなくてはいけません。
ただし、立地と商品がミスマッチであったという販売不振の理由そのものは、間違っていませんでした。ターゲットとする年齢層の通行客はほとんど期待できない、というのです。
Tさんと話をしている目の前を、70代と思われる女性の二人連れが通っていきます。 しばらく通行客を観察していましたが、60代以上が半分を超えている印象です。
あらためて言うのもなんですが、これはちょっと大変かも。