マーケティング本部の谷口です。
商品開発の方は少しずつですが進んでいて、いまのところ「和歌山ご当地バーガー」の企画が先行しています。
飲食物は衛生管理も重要なので、素人ばかりでは不安な面もあり、幅広く飲食業に携わっておられるAさんに協力を打診してみたところ、快く了解をいただきました。
ただしAさんは、ジビエ(野生動物の肉)は基本的にはそれほどおいしくはない、という意見。まあ、そうかもしれませんね。イノシシがとびきりうまかったら、厄介者扱いはされないでしょうから。
商品開発の難しいのは、素人だけではなかなか進まないが、プロの力を借りすぎると結局常識的な路線に落ち着きがちなところ。
爆発的に売れなくてもかまわない。でもせっかくやるのだから少しは評判になってもらいたい。そういう一般性と独自性がほどよくバランスした商品設計がうまくできるでしょうか。楽しみです。
2010年4月8日木曜日
2010年3月4日木曜日
「お楽しみ袋」はなぜ完売したか
マーケティング本部の谷口です。
まちづくり会社が運営するハンドメイド雑貨店JAM♥PICNICでは、いま「訳ありセール」を開催中です。
このセールのために、各作家さんに、格安で販売可能な作品の出品をお願いしたのですが、高松市に住むvanillaさんは、ヘアゴムなど小品を数点詰め合わせた「お楽しみ袋」を送ってくれました。
全部で17袋あったのですが、なんと今日、完売になりました。
セールが始まって8日目なので、平均して日に2袋ずつ売れたことになります。同じ作家の同じ作品がこんなにまとまって売れるのはJAM♥PICNICでは珍しいことなのです。
「お楽しみ袋」はなぜ完売したのでしょうか。
激安だったから?それもあるでしょう。2500円相当分(本人の評価)入って500円です。
でも他の作家さんの売れ具合を見ていると、必ずしも安いから売れるというわけでもなさそうです。
クラフト紙の小洒落た袋と「お楽しみ袋」というネーミングの勝利、というのがぼくの推測。ひと手間かけたことで、お客様とうまくコミュニケーションできたということではないでしょうか。
皆様の分析はいかがですか。
まちづくり会社が運営するハンドメイド雑貨店JAM♥PICNICでは、いま「訳ありセール」を開催中です。
このセールのために、各作家さんに、格安で販売可能な作品の出品をお願いしたのですが、高松市に住むvanillaさんは、ヘアゴムなど小品を数点詰め合わせた「お楽しみ袋」を送ってくれました。
セールが始まって8日目なので、平均して日に2袋ずつ売れたことになります。同じ作家の同じ作品がこんなにまとまって売れるのはJAM♥PICNICでは珍しいことなのです。
「お楽しみ袋」はなぜ完売したのでしょうか。
激安だったから?それもあるでしょう。2500円相当分(本人の評価)入って500円です。
でも他の作家さんの売れ具合を見ていると、必ずしも安いから売れるというわけでもなさそうです。
クラフト紙の小洒落た袋と「お楽しみ袋」というネーミングの勝利、というのがぼくの推測。ひと手間かけたことで、お客様とうまくコミュニケーションできたということではないでしょうか。
皆様の分析はいかがですか。
2010年2月21日日曜日
雑魚は磯辺
マーケティング本部の谷口です。
大手家電量販店に押され苦境に立つ街の電器屋さんを組織化し、一括仕入れ等で生き残りを目指そうという㈱アトムチェーン本部のことは、業績の急伸に連れ、よくマスコミでも紹介されるようになってきました。
最近では2月7日放送のNHK大阪「ルソンの壺」に井坂社長が出演されていましたが、このとき、井坂社長が語った言葉が「雑魚は磯辺」です。
この言葉をちょっと調べてみましたが、「雑魚は磯辺に、鯨は沖に」という、ひとつのことわざのようです。雑魚がむやみに沖に出ては生きられないし、鯨は磯辺では腹がつかえて身動きできない。それぞれ、自分が得意とする持ち場で生きるべきだという意味でしょう。
「身の丈○○」という表現がありますが、同じような意味だと思います。
中心市街地のマーケティングを考えるときにも、大きなヒントになることわざではないでしょうか。
目標達成への道筋が見えにくいようなとき、「雑魚は磯辺、雑魚は磯辺」と唱えていると、不思議になんとなく気持ちが楽になります。
大手家電量販店に押され苦境に立つ街の電器屋さんを組織化し、一括仕入れ等で生き残りを目指そうという㈱アトムチェーン本部のことは、業績の急伸に連れ、よくマスコミでも紹介されるようになってきました。
最近では2月7日放送のNHK大阪「ルソンの壺」に井坂社長が出演されていましたが、このとき、井坂社長が語った言葉が「雑魚は磯辺」です。
この言葉をちょっと調べてみましたが、「雑魚は磯辺に、鯨は沖に」という、ひとつのことわざのようです。雑魚がむやみに沖に出ては生きられないし、鯨は磯辺では腹がつかえて身動きできない。それぞれ、自分が得意とする持ち場で生きるべきだという意味でしょう。
「身の丈○○」という表現がありますが、同じような意味だと思います。
中心市街地のマーケティングを考えるときにも、大きなヒントになることわざではないでしょうか。
目標達成への道筋が見えにくいようなとき、「雑魚は磯辺、雑魚は磯辺」と唱えていると、不思議になんとなく気持ちが楽になります。
2010年2月9日火曜日
「中心商店街区域再生事業」第3回ミーティング
マーケティング本部の谷口です。
今日、「和歌山市中心商店街区域再生事業」第3回ミーティングがありました。一応、最終回です。
株式会社ソフトクリエイションの筒井光康先生から「ぶらくり商店街の活性化へのヒント」というテーマでお話いただき、ハーツ環境デザインの鈴木俊治先生からは、メインストリートプログラムの手法を参考にしながら㈱ぶらくりの方向性について、示唆に富んだお話をうかがいました。
この件で筒井先生と三菱総研の山田さんはそれぞれ5回、鈴木先生は3回、和歌山に来てくださって、現場を足で歩き、細かい事情もよく把握した上で分析と提案をしてくださったので、お話の中身はとても充実していたと思います。
ミーティングは午後1時から5時過ぎまでの長丁場なので、途中で気分転換を兼ねて商店街を歩きました。写真は農産物の産直店に立ち寄っているところ。
なんとなく怪しい集団に見えたのか、お店の人にちょっと警戒されてしまいました。たしかに、マスクの人なんかはかなり怪しいですね。
2010年2月6日土曜日
「創造都市のための観光振興」

マーケティング本部の谷口です。
最近読んでおもしろかった本の紹介です。
著者の宗田好史さんは京都府立大学准教授で、留学したイタリアでの生活経験もあるので、主に京都市とイタリアの地方都市を例に挙げながら、観光まちづくりについて論じています。
「観光客と市民、観光と日常の境界は溶け出している。市民が求めるまちづくりと観光客が求めるまちづくりの方向は一致し始めている。」という指摘は興味深い。観光客も来ないような街は市民にとってもおもしろくないし、市民が訪れて楽しい街は観光客にとっても楽しい、ということですね。
「まず、日帰り観光客を確実に増やせ」という指摘も重要です。
日本一の観光都市である京都市でも、全入込客数の8割が日帰り客、発地別に見ると近場の近畿圏からの客が全体の7割以上、10回以上京都市を訪れたことがあるリピーターが6割を占めるというデータを踏まえての指摘です。
和歌山市中心市街地のマーケティングにとってのヒント満載の一冊です。
2010年1月26日火曜日
ぶらくり丁6商店街、それぞれの自己診断
マーケティング本部の谷口です。
24日(日)、ぶらくり丁6商店街それぞれ個別にグループインタビューをさせていただきました。
中心商店街区域再生事業の一環としての調査で、三菱総研の山田さんと酒井さんが、休日返上で作業に当たってくださいました。
商店主の皆様から各商店街の顧客像などをお聞きするのが目的で、1商店街につき1時間ずつお話をうかがいましたが、地元にいるぼくも、こういうテーマで商店主の方々とお話しする機会はあまりないのでなかなか興味深かったです。
「自分たちの商店街の特徴は何だと思いますか」という質問に対し、ほとんどの商店街がしばらく考えてから答えていたなかで、「ぶらくり丁大通り」だけは、遊興、と即答しました。
遊興という言葉はちょっと古めかしいですが、要するに「商店街」ではなく、「歓楽街」であるというのです。なるほどそういえば、歴史をみても現状をみても、その通りです。当事者の方々の迷いのない答えぶりからそのことに誇りをお持ちであるということがよくわかりました。
「歓楽街」という言葉に何となく負のイメージを持っていたぼくにはこれは意外でしたが、とてもおもしろい発見でもありました。
そのほか、ぶらくり丁は「業種構成に偏りがない」、中ぶらくり丁は「若者向けの店舗が多い」、北ぶらくり丁は「高級品を販売する店が多い」という自己診断。東ぶらくり丁は「主に商店街の東側および東北側エリアの住民を対象とする最寄品販売」、本町通りからははっきりした答はありませんでした。
24日(日)、ぶらくり丁6商店街それぞれ個別にグループインタビューをさせていただきました。
中心商店街区域再生事業の一環としての調査で、三菱総研の山田さんと酒井さんが、休日返上で作業に当たってくださいました。
商店主の皆様から各商店街の顧客像などをお聞きするのが目的で、1商店街につき1時間ずつお話をうかがいましたが、地元にいるぼくも、こういうテーマで商店主の方々とお話しする機会はあまりないのでなかなか興味深かったです。
「自分たちの商店街の特徴は何だと思いますか」という質問に対し、ほとんどの商店街がしばらく考えてから答えていたなかで、「ぶらくり丁大通り」だけは、遊興、と即答しました。
遊興という言葉はちょっと古めかしいですが、要するに「商店街」ではなく、「歓楽街」であるというのです。なるほどそういえば、歴史をみても現状をみても、その通りです。当事者の方々の迷いのない答えぶりからそのことに誇りをお持ちであるということがよくわかりました。
「歓楽街」という言葉に何となく負のイメージを持っていたぼくにはこれは意外でしたが、とてもおもしろい発見でもありました。
そのほか、ぶらくり丁は「業種構成に偏りがない」、中ぶらくり丁は「若者向けの店舗が多い」、北ぶらくり丁は「高級品を販売する店が多い」という自己診断。東ぶらくり丁は「主に商店街の東側および東北側エリアの住民を対象とする最寄品販売」、本町通りからははっきりした答はありませんでした。
2010年1月21日木曜日
松場登美さんの講演、聴いてきました
マーケティング本部の谷口です。
いま、㈱石見銀山生活文化研究所長、松場登美さんの講演を聴いてきたところ。フォルテワジマで開かれた、和歌山大学観光カリスマ講座です。
島根県大田市大森町から7時間かけて来てくださったそうで、それだけでもありがたいことです。和歌山市まちおこし推進課の中林課長さんと並んで前列に座らせてもらい、しっかりお顔を見ながら聴かせていただきました。
人口400人程度の、辺境とも言える集落を本拠に、従業員が100人を上回るという事業体群を作り上げ、運営しているのですから、語りつくせないほどの山や谷を越えてきているはずですが、与えられた場所でせいいっぱい美しい花を咲かせることの喜びを静かに語っておられました。
いま全国の多くの商店街が、モノではもう幸せになれない時代にいったい何を売ればいいのか、その答がわからずに悩んでいます。
「本当の幸せはお金では買えない」とおっしゃる松場さんの言葉の中に、重要なヒントがあると思いました。
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