2010年11月14日日曜日

大久保恒夫さんの「商人魂」

マーケティング本部の谷口です。

イト-ヨーカ堂出身の経営コンサルタントで、ファーストリテイリングや良品計画のコンサルティングで名をはせた大久保恒夫さんは、2007年にスーパーマーケット「成城石井」の代表取締役に就任しました(2010年9月から相談役)。
大久保さんが成城石井でもっとも力を入れたのは、現場の人たちに「商人魂」を植え付けることでした。大久保さんのいう商人魂とは、「お客様に満足していただける売り場を作るためにはどうしたらいいかだけを考え実行しようという想い」のことです。
そのためにまずやるべきことは挨拶。次にクリーンネス(清掃)。そして絶対に品切れをおこさないこと。
売上げを上げようと思わなくていい。お客様に満足していただければ、売上げは自然に上がる、という考え方です。
この考え方は、商店街の活性化にも役立つような気がします。イベントで人集めをしようとする前に、まず「商人魂を磨く」、という基本をしっかり押えておきたいものですね。