2010年10月8日金曜日

和歌山県、コンビニ売上げ比率は全国最下位

マーケティング本部の谷口です。

和歌山県は、全小売業の販売額に占めるコンビニ売上げの比率は3.15%で、これは全都道府県で最下位(47位)だそうです。46位は島根県(3.28%)、45位は鳥取県(3.58%)。
1位は山梨県で6.42%、2位北海道は6.23%、3位神奈川県6.23%。
以上、㈱ブレイントラスト川名眞さんのメルマガで知ったデータです。

コンビニは、効率のよい人口密度の高い地域に多くなる傾向があるが、2位の北海道の場合は逆に人口密度が薄くてスーパーマーケットが成り立たない地域が多いので、コンビニがそれを補っているのではないか、というのが川名さんの解説です。
和歌山県の最下位はどう解釈すればいいのでしょうか。スーパーのオークワさんが小型店舗を密度高く展開しているので、コンビニが立地する余地が小さいということかも知れません。

和歌山県や和歌山市は、消費関連のランキングではトップグループかまたは最下位あたりか、どちらか極端な位置を占めることが多く、沖縄ほどではないにしても、ちょっと変わった消費性向があるような気がします。
 
 

2010年10月1日金曜日

香川県からのお客様

マーケティング本部の谷口です。

昨日夜7時ごろ、㈱ぶらくり直営のハンドメイド雑貨店「JAM PICNIC」のシャッターを下ろしかけていると、そこへお客様が一人。
「もう閉店ですか?」
「まだ大丈夫ですよ。」
「じゃ、お財布とりに行ってきます」
と駆け出していき、しばらくして戻ってきたときは、お友達と合計4人になっていました。
それから1時間半くらい、楽しそうにあれこれ商品を吟味され、たくさんお買い上げくださいました。
県民文化会館で開催された何かの大会に参加するため、香川県から来られたとのこと。近くのホテルに宿泊されていたようです。

この方たちの財布のひもは、常のお客様に比べると少しゆるいように感じました。観光気分がそうさせるところもあるのでしょう。それに何より買い物を楽しんでくれていたので、こちらも楽しい気持ちになりました。

長浜の黒壁などと違い、ぶらくり丁はいまのところ観光客の多い商店街ではありませんが、活性化のために観光客を呼びたいという声も出ています。観光客が増えると、ただ来街者が増えるという以上の効果があるのかもしれません。商店街に、いい意味の緊張感とか、楽しい気分が生まれるのではないかと、香川県からのお客様の相手をしながらそう感じたのです。